念写原板を守る福来心理学研究所
どんな伝承か
福来友吉が生涯の研究課題とした透視や念写など客観的心霊現象の研究を主目的として、昭和三十五年に仙台市に設立された財団法人である。仙台には昭和二十一年、東北大学金属材料研究所教授の白川勇記を会長とする東北心霊科学研究会が結成され、福来のほか土井晩翠、志賀潔を顧問に推戴していた。福来の死後、未亡人多津子は念写の実証を願って研究会に土地付きの家屋を寄贈し、その不動産をもとに福来夫妻の菩提寺である赤門寺の右前に研究所が完成した。長尾郁子から三田光一に至る念写原板を保管し、その整理と出版、能力者の発見を業務とする。
原典より
福来友吉博士が生涯の研究課題とされた、**透視及び念写等の客観的心霊現象の研究を主目的として昭和三十五年に仙台市に設立された**。—— 新心霊科学事典 ― 人類の本史のために(田中千代松(編)・心霊科学・超心理学 事典・1984年(昭和59年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新心霊科学事典 ― 人類の本史のために(田中千代松(編)・心霊科学・超心理学 事典・1984年(昭和59年))
『新心霊科学事典――人類の本史のために』は、田中千代松が一九八四年に編んだ心霊科学の事典である。十九世紀半ばのハイズヴィル事件に始まるスピリチュアリズムと心霊研究・超心理学の用語、国内外の研究者・霊媒・研究団体を、多くの寄稿者の執筆による項目で解説する。巻頭の論説「人類の将来」、五十音順の「現象編」と「人物・組織編」、巻末の「総括と展望」とあとがきから成る。