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銚子の殺人事件

所在地千葉県銚子市
登場山内、殺人犯・元武士
出典奇談全集 現代篇

どんな伝承か

警察署長に呼び出された山内は、原籍が下總の銚子ではないかと問われ、今まで隠してきたが確かにそうだと認めた。署長のはからいで細君を呼んでもらった山内は、若いころ前橋で血気にまかせ、彰義隊に加わろうと脱走を企てたが旅費がなく、引手茶屋を襲って家内の者を皆殺しにしたと打ち明け、妻に詫びたうえで罪に就くと語った。山内は下總へ送られて入獄し、十九年ほどして出獄したと伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

奇談全集 現代篇(田中貢太郎・奇談全集)

『奇談全集 現代篇』は、田中貢太郎が明治・大正の世に起きた事件や奇談を読み物に仕立てた実話集である。明治十一年に相模の真土村で起きた松木騒動、大正十四年に千葉の久賀村で起きた鬼熊の事件など、一揆・殺人・盗みの事件、遺言状をめぐる話、奇人の話、幕末の暗殺を、関係者の話や記録をもとに描く。各話は章を立てた読み物で、松木騒動には筆者が大正六年に現地を訪ねて聞いた補遺を付す。

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