七、新時代の預兆
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どんな伝承か
幕末の江戸で、毎夜同時刻に『お江戸を見らば今の内、辰巳過ぎれば元の武蔵野』と謡って番所前を通る美声があり、誰も姿を見られなかった。将軍が捕縛を命じるも捕まらず、ある夜一人の侍が天童のような美少年を一瞬見たが掻き消え、徳川末期の予兆とされた。
出典の文献について
怪談珍話集(細越夏村・明治41年(1908年)刊・大學館(東京))
細越夏村著『怪談珍話集』(明治41年・大學館刊)は、著者が各地で見聞きした「実際にあった」とされる珍怪奇談を学理的分析を排して記録した怪談集で、序+全18章から成る。内容は東北(陸奥・北奥・三陸)を中心に、越後・北陸・茨城・福島・江戸・仙台・大阪に及ぶ。
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千代田区の伝承
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