柿の木坂の一ツ目妖怪
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
人間には心理的にも生理的にもいやな場所というものがあり、そこを通るとぞっとする、不快になるという土地がある。一ッ目の出るという場所として、東京の目黒区柿の木坂では、路ばたに一ッ目の像が立っている。ここは以前は何ということもなかったが、ある男がここを通ったところ背中をなでられ、はっとして後ろを見ると、一ツ目がじっとこちらを見て立っていた。この話がひろまるや、ここを通る者がいなくなったという。その後、ここに一ツ目の像を立てたといわれ、すると以後は出なくなったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
怪異雑考4-新妖異変(高橋敏弘・西郊民俗・現在(著作時点)、複数時代の怪異を収録)
本書は東北地方、特に山形県を中心とした民間怪異の実例集である。山形県置賜地方に伝わるガイラゴの3つの異なる型(ナメクジ型・蛙型・巨大カエル型)を詳述し、同一の名称を持ちながら形態と性質が大きく異なる妖怪の伝承の多様性を示す。また一ツ目妖怪については東京から山形まで広域に分布し、神様的信仰から放浪者の盗難行為まで複数の解釈が可能であることを示唆している。最後にポルターガイスト現象を天狗の仕業と解釈する事例を紹介。
種別から探す
目黒区の伝承
広告枠(AdSense)