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法光寺の尼僧から出入りする小さな人

所在地滋賀県蒲生郡日野町大字北脇(法光寺)
年代伝承(口承)
登場中岡桂園、住職・治療者
出典日本の四次元

どんな伝承か

胃ガンを一晩で治されて出家した中岡桂園さんは、檀家が一軒しかない僻地の法光寺の住職となり、人助けで評判になった。ある夏の昼、医者に通っても胃痛が治らないというAさんが訪れた。横にならせて下座で深々と頭を下げると、中岡さんの体から三センチほどの小さな人が出てAさんの胸から入り、二、三秒で戻ってきて、胃病を治してきたと告げた。そのとおり胃病は治り、礼に来たAさんの手の甲に体中を移り歩く瘤があるのを見て、右手を握って祈ると一週間で消えたという。中岡さんは巽直道氏の講義でも同じ小さな人が出ていくのを見たと語り、寺で多くの病人を治して生き仏と仰がれている。

原典より

ところで中岡さんは昭和三十四年、二十二年間も患っていた胃潰瘍が胃ガンにまで進行していることを知った。—— 日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))

『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。

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