トップ > 福島県の伝承 > 福島市

花水館で念写された老翁と高僧

所在地福島県福島市飯坂町(花水館)
年代不明
登場三田光一、佐藤権右衛門、宮島写真館、高橋、実験の立会人・計時報告者
出典現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯

どんな伝承か

飯坂町の旅館花水館で行われた三田光一の念写実験を、立会人の佐藤権右衛門が記録している。乾板は町内の写真材料店になく、福島まで走らせて求めたイルホード製の手札型で、開封すれば元に戻らない紙袋がトリックを封じるという。十畳間の小机の中央に密封のまま置き、誰も手を触れない。三田は端座して深呼吸し、その顔は見る見るうちに能の翁の面のような老翁に変わり、一分余りで念写が終わったと告げた。続けて七枚目に高僧の姿を念じる。乾板を開封せずに宮島写真館へ持ち込んで現像させると、五枚目に髷のある老人が、七枚目に高僧らしい人物が現れたという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・1970年(昭和45年))

『現代の怪奇――日本列島のミステリー地帯』は、鈴江淳也が昭和四十五年に著した、現代の超常現象と奇談のレポートである。桑名の「天狗の初さん」、新幹線の亡霊、京都のタクシーに乗る幽霊客、人魂の目撃、原因の知れない奇病、念写と三田光一の透視などを、昭和四十年代の新聞・週刊誌の記事と著者の取材・面談で集めて収める。「信じられない体験」から「超能力の世界」までの五つの部に分け、巻末に機関誌などを入手できる心霊研究団体の一覧を付す。

種別から探す

念写老翁高僧乾板立会実験現像

福島市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯』の伝承