望遠鏡の視野を横切った土星形の物体
どんな伝承か
昭和四十七年三月十七日の午後七時か八時ごろ、青森市浦町で、口径百十五ミリの反射望遠鏡を使って星空を眺めていた一戸敦行君は、大犬座のシリウスのあたりで、土星のような形のものが視野を横切るのを見た。見かけは同じ望遠鏡で見た木星より少し大きいくらいで、色は白っぽく、明るさは五等星ほど。見えていたのは二十秒ほどで、その夜は晴れていたという。
原典より
昭和三十八年十一月二十四日午後、東京都江東区深川高橋の自宅でUFO観測を行なっていた直井寛伸氏は、午後三時十五分ごろ真東の仰角六〇度ぐらいの空に、黒っぽい物体がゆるやかに下降するのを発見、さてはUFOかなと思ってよく見る…—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。