女子中学生五人が見た土星型の物体
どんな伝承か
昭和三十七年十二月十二日午後四時半ごろ、兵庫県尼崎市次屋付近で、尼崎市立小田北中学校の五人の女生徒が土星型の物体を約四十秒間にわたって目撃した。最初は星より少し大きい白色の物体がゆっくりと西から北へ動いていたが、やがて見掛けの大きさは腕を伸ばして持った十円硬貨ほどにまで大きくなった。形は偏平球とそれを囲む環からなり、周囲は電球や蛍光灯の光のように、あるいは灰色がかった真珠のように明るかった。物体がパッと消えた後、ジーンジーンという音が聞こえた気がしたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。