草原に焦げ跡を残した光体の降下
どんな伝承か
昭和四十五年十一月二十七日午後六時三十分ごろ、群馬県館林市高根で、県立大泉高校に通う荒井君が自転車で買物から帰る途中、二度にわたって未確認飛行物体を見た。最初は五、六機の編隊が北東から天頂を通り南西へ一直線に飛ぶのを約五秒間、続いて北に現れた一機が頭上へ来て西へ旋回し、円軌道を描いて再び頭上へ戻り、月の十倍ほどの直径に膨らんで二、三秒滞空した。輪郭はぼやけ、音はなかった。翌朝、目撃現場の草原には円状に草が寝て茶色に焦げた跡が四か所あり、調査した三田堯一は着陸痕の可能性を指摘している。
原典より
昭和四十五年十一月二十七日、午後六時三十分ごろ、群馬県館林市高根で、県立大泉高校に通う荒井君は、自転車に乗って買物から帰る途中、二回にわたってUFOを目撃した。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。