中学生三人が見た白いV字の編隊
どんな伝承か
昭和四十年十月、和歌山県新宮市では写真業の島田儀太郎が四日と十七日に奇妙な発光体の編隊を目撃し、地元紙などが報じた。その翌日にあたる十八日午後八時ごろ、新宮市入江町でも、城南中学二年の坂本和久ら三名が、北北西から南へ向かって無音で飛ぶ編隊を目撃している。光体は白色で、数は十四個から十六個ほど、全体としてV字型の隊形を組んでいた。一連の目撃は市域に集中して起こり、新宮市のUFOフラップとして記録された。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。