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和尚の睦言を写した小僧の言い訳

所在地岩手県遠野市土淵町土淵
年代大正・昭和(採集)
登場佐々木喜善、おそよ、門前の女
出典佐々木喜善全集 1
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どんな伝承か

寺で飼う二頭の雌馬を、和尚は夏になると小僧に山へ放させた。小僧が留守の間、和尚は門前のおそよを呼んで戯れ、乳房を二つ森、臍を勝平、その下を毛ぶか林と言わせていた。それを窓の下で盗み見ていた小僧は、翌日から馬を木につないで昼寝をし、日暮れになって帰った。遅くなった理由を問われると、馬が逃げたので山の向こうの二つ森から勝平へ、さらに毛ぶか林まで探しに行っていたと答えた。和尚は本当のことと思い、何も言えなかった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・大正・昭和(東北民俗))

『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正昭和期に郷里岩手で採集した東北の昔話・伝説の集成。冒頭の『奥州のザシキワラシの話』では、旧家の座敷に出没し家の盛衰を司るザシキワラシの諸相を集める。『江刺郡昔話』『紫波郡昔話』に続き、『東奥異聞』では不思議な縁女の話・黄金の牛・磐司磐三郎・千曳石・赤子抱き・偽汽車など奇譚を収める。

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佐々木喜善全集1老媼夜譚和尚と小僧頓智噺

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