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相撲帰りに死んだ若者長命

所在地岩手県遠野市土淵町土淵
年代不明
登場若者長命、娘小町
出典佐々木喜善全集 1
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どんな伝承か

上閉伊郡土淵村の某所での話である。語り手の近所に長命という若者がいて、林中でも田の草相撲などでもいつも人気を呼んでいたが、鎮守の相撲の帰りに急に病んで死んだ。その時、若者が息を引き取ると同時に、家の後ろの山から一人の大男が飛ぶように下りて来てその家に入るのを見た者があった。これは山男で、長命はいったん眷族の前では死んで山男の族へ行ったのだろうというのが専らの評判であった。また語り手の隣家の小町という十七ばかりの娘が流行感冒か何かで亡くなったときにも、同じような噂が立ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・大正・昭和(東北民俗))

『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正昭和期に郷里岩手で採集した東北の昔話・伝説の集成。冒頭の『奥州のザシキワラシの話』では、旧家の座敷に出没し家の盛衰を司るザシキワラシの諸相を集める。『江刺郡昔話』『紫波郡昔話』に続き、『東奥異聞』では不思議な縁女の話・黄金の牛・磐司磐三郎・千曳石・赤子抱き・偽汽車など奇譚を収める。

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山男死者怪異相撲

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