肺結核(労咳)を患った者が蝮や縞蛇を食べて治ったという人が多…
どんな伝承か
佐倉市に伝わる民俗薬の話。かつて肺結核は労咳と呼ばれ、戦中戦後にかけてこの病になった者は蝮や縞蛇を食べて治ったという人が多かった。脚気には麦飯を食べ、朝露に濡れた田の畦を裸足で歩くと治ると広く信じられた。また、せんぶりやげんのしょうこ、どくだみなどの草を陰干しにして煎じ、胃腸病や高血圧の薬にしたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。