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桜の下に生き埋めになった侍が

所在地千葉県佐倉市木野子(宝鏡院)
年代寛文四年(1664)
登場隠密の侍 加藤竹丸忠秀
出典佐倉市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

木野子の墓地の中の大きな桜の木の下に、一人の侍が生き埋めになった。その時侍は銀の鐘を持っており、そばにいた人に、この鐘の音が聞こえなくなったら自分は死んだのだと思ってくれと言い残した。やがて鐘の音も聞こえなくなったが、翌朝墓地へ行って人々は驚いた。そこに大きな石が立っていたのである。丈は大人の背丈以上もあり、つるりとした丸い茄子のような石であった。誰が言い出したのかイボ神様と呼ばれ、イボが出来るとその石でこすり、来年の初豆が出来たら一番に供えると言って治してもらう。しかし実はこれは木野子宝鏡院の開祖加藤竹丸忠秀の墓で、徳川の動静を探る隠密として雲水に身をやつし当地にいたと伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))

『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。

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