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生き埋めにされた小僧ごんたくの祟りと観音堂

所在地千葉県市川市妙典(妙好寺)
年代宝永八年(一七一一年)
登場小僧ごんたく、村人、霊媒
出典市川の伝承民話 第1集

どんな伝承か

行徳・妙典の妙好寺には、美男だが大酒飲みで乱暴だった小僧ごんたくの悲話が伝わる。宝永八年五月二十八日、酔ったごんたくを持て余した村の若者や年寄りが寺の墓地の奥に穴を掘り、目隠しをして生き埋めにした。ごんたくは呪いの言葉を残して息絶え、以後関わった家々には目や足の悪い子が生まれるなど祟りが続いたため、村人は供養のため観音堂を建てて祀ったという。

原典より

この寺に伝わるひとつの悲しい物語として、ごんたく坊さんの悲劇があるんです。—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))

『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。

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