桃の子太郎
どんな伝承か
『向原の民俗 下』の昔話話型一覧に、向原で採集された一話として挙がる。題は「桃太郎」、語り手は舟久保泰明(明治四十二年生)で、日本昔話大成の一四三「桃の子太郎」に当たる。本文は上巻(上6)に収められており、下巻には話型と語り手だけが記録されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
向原の民俗 下――昔話(民俗調査報告 第9号・第10号・民俗調査報告)
『向原の民俗 下――昔話』は、民俗調査の報告書『向原の民俗』下巻のうち、「口承文芸」の章を収めたものである。向原の下組の調査と上組の補足調査で採った昔話、世間話、伝説、畑作の諺を、話者の名と生年を添えて土地の言葉のまま記し、狐火や狐に化かされた話、万年寺や新田様の言い伝えも含む。概観に続いて昔話・世間話・伝説・諺の節を立て、昔話には『日本昔話大成』の話型を対照させた一覧表を付す。