田村麻呂の宿陣が残した小戸神の名
どんな伝承か
坂上田村麻呂が征夷の命を受け、御所の弓馬殿の南の「小戸」から出発したと伝える。その後、霧島岳の大多鬼丸を攻めるにあたって宿借山に宿陣し、そこに一寺を建立して観音・毘沙門・不動・勝軍地蔵の諸仏を勧請した。そしてこの地を、出発した場所の名にちなんで「小戸神」と名づけたといわれている。地名の起こりを田村麻呂の東征に結びつけて語る伝えで、広報『おのまち』一三四号に載る。
原典より
坂上田村麻呂が征夷の命をうけ御所の弓馬殿の南の「小戸」から出発した。—— 小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗))
『小野町史 民俗編』第九章所収の伝説。福島県田村郡小野町に伝わる口承を採録する。