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沢庵三切れで風呂を冷ます旦那

所在地千葉県成田市新妻
年代不明(伝承)
登場石橋ウメ
出典成田市史 民俗編――昔話・伝説

どんな伝承か

「風呂が熱ければ、みっぱもあったらよかろう」と言って、旦那が沢庵を三切り持って来いと命じたという。持って行った者は湯に入って食べるつもりかと思ったが、当人は湯の中に入り、沢庵で一生懸命「さめろ、さめろ」と湯をかき回していた。飲む茶が沢庵で冷めるのだから風呂も冷めると思ったのだろう、と語り手は説く。話は仕舞いまで、香の物は三切りという言い回しに掛けた落とし話で、新妻の石橋ウメが語った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

成田市史 民俗編――昔話・伝説(成田市(編)・成田市史)

『成田市史 民俗編――昔話・伝説』は、成田市が編んだ市史の民俗編のうち、口承文芸の節を収めたものである。昭和五十二年から五十四年にかけての聞き書きをもとに、話者の一覧表を掲げ、喰わず女房や猫の踊などの昔話二十六話、多古の殿様などの笑話二十二話、七不思議・巨人・塚・坂・主の話など成田の伝説十二項を載せる。昔話と笑話の題には『日本昔話集成』の型番号を付し、語り始めの句や語りの場の解説を添え、末尾に世間話の節の冒頭を収める。

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