必ず魚を食べる下閉伊のエビス講
どんな伝承か
岩手県下閉伊郡のあたりでは、十二月五日をエビス講の日とし、この日には必ず魚を食べることになっているという。エビス講の日に生魚を食べる風は各地に広く見られる。
原典より
岩手県下閉伊郡あたりでは一二月五日をエビス講といい、必ず魚をたべる日になっている。—— 日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか)
『日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗』は、原田敏明・池上廣正・堀一郎ら十二人の執筆者による論文集である。民間に伝わる神と霊の観念、家や村の氏神、職業の神、祭りの日取りと組織、憑きものや妖怪を題材に、各地の調査報告や古記録に見える事例を引いて論じる。原田の総説に始まる十七編からなり、後半では修験道・庚申信仰・キリシタン・新興宗教と民間信仰とのかかわりを扱う。