原爆の日に止まった楽焼きの手
どんな伝承か
昭和二十年八月六日、原子爆弾を積んだアメリカの爆撃機エノラ・ゲイが広島の上空へさしかかったころ、楽焼きの器をこしらえていた王仁三郎の手がふと止まったと原典は記す。王仁三郎はその前年から、広島は戦争の終わりにいちばんひどい目にあうと信者に告げていた。著者は、数えきれない神業を示してきた彼でさえ、このときはただ戦慄しただけでなく、霊界と人類とのあいだにある恐るべき関わりを感じ取ったにちがいないと推し量っている。
原典より
午後二時をまわるころ、王仁三郎の楽焼きをつくる手がとまった。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。