神託に呼び戻された綾部への帰還
どんな伝承か
年譜によれば、明治四十一年(一九〇八)十二月、王仁三郎が綾部に帰還したと記される。同じ年譜には、明治二十五年に出口ナオの神憑かりが始まったこと、明治三十一年三月一日に高熊山で一週間の神人合一の神秘を体験したこと、明治三十三年にナオの末娘スミと結婚したこと、明治三十九年に皇典講究所へ入学したことなどが、この綾部帰還の前後に続けて記されている。
原典より
それは王仁三郎が高熊山で神示を受けてから、ちょうど十年めの明治四十一年三月十四日のことであった。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。