弓矢を嫌う一族
どんな伝承か
浦和の本太に住むある一族は、昔から弓矢を嫌うという。弓矢を家の中に持ち込まないのはもちろん、衣類でも矢絣の模様のものは身につけず、雛の節供すなわち三月節供には左大臣を飾らない。破魔弓もまた家に持ち込まないと伝えられる。理由は語られていないが、この禁忌は代々守り継がれてきたものとして『浦和市史』民俗編に記録されている。同市内には駒場の鎧塚など、武家にまつわる言い伝えも残る。
原典より
本太のある一族は弓矢を嫌い、昔から弓矢を家の中に持ち込まない。—— 浦和市史 民俗編――伝説(浦和市(編)・浦和市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
浦和市史 民俗編――伝説(浦和市(編)・浦和市史・自治体史(民俗))
『浦和市史 民俗編』第十章所収の伝説。埼玉県浦和市(現さいたま市)に伝わる口承を採録する。