毛いも
どんな伝承か
弘法大師がこの地に来たとき、ゼンブすなわち毛芋を所望したが、土地の者はこれを惜しんで与えなかった。それ以後、この地方のゼンブは苦くて食べられなくなったという。浦和の大久保地区に伝わる話である。同じ地区には、大久保領家の日枝神社に若狭の八百比丘尼が植えたと伝える大ケヤキがあり、下大久保道ヶ谷戸には入定塚があるなど、古い言い伝えが数多く残されている。
原典より
弘法大師がこの地に来たとき、ゼンブ(毛芋)を所望したが、これを惜しんで与えなかった。—— 浦和市史 民俗編――伝説(浦和市(編)・浦和市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
浦和市史 民俗編――伝説(浦和市(編)・浦和市史・自治体史(民俗))
『浦和市史 民俗編』第十章所収の伝説。埼玉県浦和市(現さいたま市)に伝わる口承を採録する。