池の主の竜が娘に恋してめとったが
どんな伝承か
今泉の太岳院の周辺に住んでいた娘が、その池の竜に見そめられて一緒になったという。文献によれば、太岳院前の池の主である竜が娘に恋をし、正体を見破られると洪水を巻き起こして娘をさらっていった。そのとき竜の尾が水に触れたところが、今の尾尻の部落だと伝えられている。今泉で語り継がれてきた竜と娘の話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))
『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。