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断食して経を誦した行者の行人松

所在地神奈川県秦野市千村行人塚(泉蔵寺)
年代不明
登場行者
出典秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪

どんな伝承か

千村の万年山泉蔵寺は、東に弘法山、北に塔ヶ岳、西に富士、南に八国見山と小原山を望む眺めのよい寺であった。昔、某上人と呼ばれる行者がこの寺の松の陰に庵を結び、断食しながら昼も夜も経を唱えることのほかは何も思わなかったという。この行者にちなんで、このあたりの字を行人塚と呼び、古い松を行人松と呼ぶようになったと「西秦野村誌」は伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史)

『秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪』は、神奈川県秦野市の市史のうち、民俗編の口承の部分を収めたものである。前半には市内で聞き取った動物・神仏・妖怪・人や村に関する話を地区名とともに載せ、河童やセンタク婆さん、グアン婆さんなどの妖怪譚を含む。後半の第四節「伝説」は一テーマ一話の方針で百話を採り、動物・植物、水、石・岩、山・坂・道・畑、塚、祠堂、家・村の七つに分け、既刊の類話を〔文献〕として要約して添える。

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行者松塚断食地名由来草庵

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