宇宙の力で発作を鎮めた行者
どんな伝承か
慈雲は如来に誓願を立てて御堂に籠もり、一切の飲食と睡眠を断つ四無行を行った末、何度も心臓が停止する発作に見舞われた。激しい発作の際は両手を広げ大の字になって宇宙からエネルギーを吸収し自ら回復するのが常だったが、信者に勧められ不本意ながら伊勢市のK病院分院に三、四日入院して検査を受けた。心電図が逆であることや心臓血管のバイパスが見つかり、担当医はそれが発作の原因だとしたが、慈雲はこれを誤診と断じている。
原典より
激しい発作が起こると、両手を開きベッドの上で大の字になって宇宙からエネルギーを吸収する。—— 日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者)
『日本の霊能者』は、前田博が編んだ霊能者たちの寄稿集である。広瀬謙次郎の霊夢による予言、慈雲の神々の集会、佐藤妙栄の因縁解脱、松原照子の大予言、永田光麗の十言神呪、久遠あやの神々の警告、宮下文智の神霊治療、鶴田照子の鎮魂など、霊能者たちが自らの霊的体験や修行、予言を語った文章を収める。各寄稿の後に編者による人物紹介を付し、その間に編者の随想「霊能者のひとりごと」と、田口日勝へのインタヴューを挟む。