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小野小町が晩年を過ごした小野寺

所在地岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋下則友(小野寺)
年代平安初期
登場小野小町
出典美濃加茂市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

蜂屋町の下則友には小野寺という寺があり、いまは住職もいない。平安時代の初めの歌人で絶世の美女とうたわれた小野小町が、年老いてからここに住んだといわれ、小町の守り本尊だったという観音が祀られている。寺には小町が織ったという竹布の袈裟も伝わる。布でできているが、二十五条ある縫い紐の形が二十五本の竿竹に似ているので、この名で呼ばれるという。また小町が近くの流れで衣を洗ったのでその場所をアライ(洗井)と呼び、少し離れた所へ糸を繰りに行ったのでカセダ(加瀬田)と名づけたと伝えられている。

原典より

また小町が織ったという「竹布の袈裟」がある。—— 美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史)

『美濃加茂市史 民俗編――伝説』は、美濃加茂市の市史民俗編のうち、第一三章「俗信」と、第一四章「伝説 昔話 世間話」の総説および第二節「伝説」を収めたものである。天候・農事・人事にかかわることわざと俗信、民間療法、樹木の禁忌を挙げたうえで、伊深・蜂屋・太田・三和など市内各地区に伝わる三度栗、龍宮さまの淵、火塚、山男、かぶと淵などの伝説六十四話を記す。昔話・世間話の節は含まず、伝説の多くは題に伝承地区の名を添える。

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