眼病に効いた塚ぎあぎあばあさん
どんな伝承か
鶴田新田を開いたとき、検地の縄入れに使ったものを埋めた所があり、そこをぎあぎあばあさんと呼んだ。田の中に小さな塚が築かれていたというが、いまではその場所もはっきりしない。数十年前までは、目を病んだ人が竹筒に茶を入れて供え、お参りすると治ると信じられ、時折ここを訪れる参詣者もあったという。
原典より
四、五十年前までは眼病のものが竹筒に茶を入れてお参りすると治癒すると信ぜられ、参詣者がたまにはあったそうだ。—— 茅ケ崎市史 3 考古・民俗編(茅ケ崎市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
茅ケ崎市史 3 考古・民俗編(茅ケ崎市史)
『茅ケ崎市史 3 考古・民俗編』は、神奈川県茅ヶ崎市の市史の考古・民俗編のうち、第七章「伝説と俗信」第一節「伝説」の初めの部分である。今宿の旗たての松、のどの病に効くという芹沢のぎゃーぎばあさん、寒川神社の浜降祭の縁起、南湖のやせ地蔵、下寺尾の七堂伽藍と沈んだ鐘、小和田の涙橋などの伝説を収める。社寺堂縁起と地名のいわれの項に分け、明治生まれの話者の名と地区を添えた聞き書きに、『茅ヶ崎郷土史』などの文献からの引用を交える。