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水鏡の作者の岡寺参詣

所在地奈良県高市郡明日香村大字岡(岡寺)
年代平安朝
登場水鏡の作者
出典日本の俗信 1――迷信の実態

どんな伝承か

厄年に関する古典の例として『水鏡』の序が引かれている。作者は慎むべき年にあたり、過ぎた二月の初午の日に龍蓋寺へ参詣したと記す。三十三の年は越えがたいと卜占なども言ったので、岡寺が厄を転じてくださるようにと詣で始めたのだという。本書は、厄年の観念が平安朝の初期から流行し、公卿や将軍が古典にその例を残していることの一つとしてこれを挙げている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の俗信 1――迷信の実態(迷信調査協議会(編)・日本の俗信・1949年(昭和24年))

『日本の俗信 1――迷信の実態』は、迷信調査協議会が編み、昭和二十四年に初版を出した迷信調査の報告書で、昭和五十四年に洞史社が復刻した。文部省が昭和二十一年に企画し、全国の小学校を通じて行った慣習状況調査をもとに、暦・日の吉凶・方角・妖怪・占い・民間療法・農漁業にまつわる迷信を統計と解説で扱う。第一章を古畑正秋・今野圓輔らの分担執筆とし、第二章に昭和二十四年度調査の手引、第三章に各地の言い習わし集、第四章に天文暦法の迷信の解明を置く。

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