トップ > 東京都の伝承 > 渋谷区

穏田の屋敷に構えた行者飯野吉三郎

所在地東京都渋谷区神宮前(穏田屋敷)
年代伝承・近世〜現代
登場関敬吾、飯野吉三郎、下田歌子、伝承者、行者、宮廷女官
出典日本人物語5――秘められた世界

どんな伝承か

飯野吉三郎は美濃岩村藩士の子で、十八歳で上京し、居候をしながら夜学に通った。十九歳で私立小学校の教師となったが一年ほどで辞め、飛騨の山中に籠って行者に従い、加持祈禱も火渡りも身につけたという。易も学び、麹町平川町に居を構えたころには平川町の神様と呼ばれた。やがて青山穏田の邸宅を買い取り、三千坪の敷地に総檜造りの屋敷を構える。ここには山県有朋や後藤新平ら政財界の人物が神詣でに通い、宮廷女官の下田歌子も出入りしたと伝わる。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本人物語5――秘められた世界(関敬吾(編)・日本人物語)

『日本人物語5――秘められた世界』は、日本人の暮らしの奥にある秘められた信仰や伝承を扱った叢書『日本人物語』の一冊である。境の神や通過儀礼を論じる序論に続き、入らず山や隠れ里、竜宮、平家谷、埋蔵金、生まれ代わり、あの世を見た話、魔法使い、生霊、秘密結社、狐憑きなどを、伝承と昭和三十年代までの新聞記事・見聞を織りまぜて述べる。序論「生活文化の秘密性――はじめに」の後、「奇蹟」「不気味な神々」などの区分の下に短い節を並べる。

種別から探す

日本人物語5秘められた世界加持祈禱火渡り

渋谷区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本人物語5――秘められた世界』の伝承