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流された荒ぶる神が移った田所の八幡神社

所在地福井県鯖江市神明町二丁目(八幡神社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説

どんな伝承か

鳥羽八町の一つ田所村の八幡神社の御神体は、もとは横越町の神であった。この神はたいそう気が荒く、社の前を通る者にたびたび災いをもたらしたので、元和年間、横越の人々は御神体を浅水川へ流してしまった。御神体は下流の東鳥羽の釜ヶ淵に流れ着き、そこの百姓が拾い上げて村の氏神にした。ところが翌年、田所の兜山へ移りたいとのお告げがあったので兜山へ移したという。これが今の八幡神社の起こりで、そのため毎年正月十四日には東鳥羽から神饌米が納められ、田所ではその米で団子を作ってオライシという祭りを行っている。

原典より

鯖江藩主の建立されたもので、西山公園の西小橋(現在の踏雲橋)の西たもとにあった。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)

『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。

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