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香椎の宮で神がかりした神功皇后

所在地福岡県福岡市東区香椎(香椎宮)
年代不明
登場神功皇后、仲哀天皇、武内宿禰、心霊研究者、体験者、神がかりした巫女、琴を弾き崩御した天皇、審神者
出典霊魂の世界 ― 心霊科学入門

どんな伝承か

『古事記』にある神功皇后の神託の場面が、霊言の古い例として引かれている。仲哀天皇が筑前の香椎の宮に来て熊襲を従えようとしたとき、天皇が琴を弾き、皇后が巫女となり、武内宿禰が神の言葉を問いただす審神者を務めた。神がかりした皇后は、西に金銀などの宝に満ちた国があり、それを従わせようと告げた。天皇は高い所から西を見ても海しか見えないと答え、偽りの神だとして琴を弾くのをやめた。神は怒り、この国はおまえの治める国ではない、黄泉への道へ向かえと言った。宿禰に促された天皇は渋々また弾き始めたが、やがて琴の音が絶え、灯を近づけると、すでに息絶えていたという。

原典より

神はたいそう怒って「だいたいこの国はおまえの治める国ではない。おまえは黄泉の国へ行く道に向かえ」と言う。—— 霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年))

『霊魂の世界――心霊科学入門』は、板谷樹と宮沢虎雄が昭和四十六年に著した心霊科学の入門書である。古代の霊魂観や内外の幽霊の記録に始まり、ハイズビル事件と英米の心霊研究学会の創立、霊視・霊言などの精神的現象、物質化や心霊写真などの物理的現象、心霊治療、死と再生までを、日本心霊科学協会での実験や勝五郎再生の現地調査を交えて述べる。全十二章からなり、昭和四十二年に徳間書店から出た同題の本に筆を加え、同協会が自費出版したものである。

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