歌舞で鹿と魚を解き放たせた女神
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どんな伝承か
毎日針仕事ばかりを楽しみに暮らしていると、窓のところが急に暗くなり、酒のあふれる大杯とその上に載せたひげべらが入って来た。使者となったひげべらが、アイヌラックルの国に大飢饉が起こって村人が死にそうなので、わずかに残った米で酒を造って神に祈るのだと述べた。私は酒を六つのほかいに移して上座に並べ、神の頭巾をかぶり巫術の棒で炉ばたを叩いて神々を招いた。天から海から山から神々が集まり酒宴となる。国つ神の杯に自分の髪が入っていたと詫び、川路の神、川口の神と三人で歌い踊り、鹿の神と魚の神の肩を叩いて頼んだ。人間の無礼に怒っていた両神も、踊りの面白さについに笑い、鹿と魚の袋を下ろすことを許した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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芦別市の伝承
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