泥と柳とハコベで作られた人間
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どんな伝承か
天地を創造した国造神が国造りを終え、大きな山の上に腰をおろして世界を眺めたが、何か物足りないと感じ、傍の夜の神に何か思いつくものをつくってみろと言いつけた。夜の神は足元の泥を手にすくって丸め、傍の柳の木を折って通し、ハコベをとって一方に植え、死んだ者を生き返らす力をもつアコギであおいだ。すると泥は乾いて人間の肌になり、ハコベを植えたところが頭になって髪になった。十二の欲の玉を入れると人間ができあがったが、みな男だったので昼の神にもつくらせると、こちらはみな女だった。年をとると腰が曲るのは、老木になると曲る柳を背骨にしたからだという。
原典より
天地を創造した国造神が、だいたいの国造りを終った。—— 日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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美幌町の伝承
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