火を吹くと金が出た怠け者
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どんな伝承か
まるきりの怠け者の男がいた。明けても暮れても火に当たっているだけで、そのため年を取るまで妻を持てず、ようやく相手が見つかったが、やはり食べては寝、食べては寝で働かない。責められると、自分はただこうしているのではない、何かよいことをしようと考えているのだから、それまで我慢して見ていてくれと言う。それでも働きそうにないので下働きに出されたが、この男が、丸いものに口のついた道具で火を吹くと、風が入って火がよく燃えるどころか、口からどんどん金が出てきた。こうしてできあがったのが、火男と書くひょっとこだったという。
原典より
なまけものの、男あったっけってね。—— 日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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住田町の伝承
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