俎と包丁を背負う鮭の助
どんな伝承か
十月二十一日になると、大きな俎と包丁を背負った鮭の助が川を遡ってくるという。「鮭の助、今ここ通る」と唱えながらのぼるといい、その声を聞いた者は死んでしまうといわれた。そのため人々はこの夜、早々に床について声を聞かぬようにしたと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。