トップ > 京都府の伝承 > 京丹後市

蕎麦ろくとうと大師講の歌

所在地京都府京丹後市中津
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第8巻

どんな伝承か

中津に泊まりを乞うたお大師さんに、家の者は、泊めてやりたいが食べる物がない、へこ団子が少しあるからそれを分けて食べ、ひもじくてもこらえてくれと答えた。するとお大師さんは、来る道の稲木に蕎麦がかけてあった、あれを盗んできて蕎麦ろくとうにして食べさせてくれ、今夜は雪を降らせて足跡を隠してやると言った。このとき蕎麦を挽きながら歌ったのが「今日二十四日大師講の祭、今夜蕎麦挽いて、蕎麦ろくとう」という歌で、「今日は二十四日大師講の祭、蠅が団子もて往ぬるげな」という歌も伝わる。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第8巻』は、黄地百合子・酒向伸行・田中久夫が滋賀・京都・兵庫の三府県を分担して執筆し、福田晃がまとめた伝説集である。丹波の湖を神々が切り開いた国造りの話、神同士の争い、英雄や長者の盛衰、蛇と人の話、魚・鳥・石・塚・祠堂の由来などを、各地の口承や記載資料から集める。第一部「文化叙事伝説」と第二部「自然説明伝説」に分け、各話を例話・類話・文献・参考の順に並べ、高木敏雄・柳田国男の対応する話名を付す。

種別から探す

弘法大師摺粉木隠し雪俗信蕎麦大師講

京丹後市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第8巻』の伝承