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黄金の鳥が鳴く夢を待つ埋蔵金

所在地京都府京丹後市網野町郷
年代伝承(口承)
登場朝日長者
出典日本伝説大系 第8巻

どんな伝承か

郷の集落には、「往けば左、戻れば左」で始まり、「朝日、夕日さす」「つわの木の本」に黄金千両、わらびなは千束があると続く句が、古くから言い伝えられている。多くの宝を埋めた場所を示すものと信じられてきたが、「往けば左、戻れば左」がどこを指すのかは分からない。「朝日、夕日さす」は東西に開けた谷間か高い山かともいい、「つわの木」は榎とも柳とも言われる。隣の切畑には、「朝日さす、夕日さす」「椿の本に」黄金の鳥が一と番、金が七つぼ七通りと伝わり、黄金の鳥が夢枕に立って鳴く夢を見たら掘ってよいという。その地は古い寺のあった岩倉だというが、まだ夢を見た者がなく掘られていない。

原典より

〈高木―「長者の城跡」 柳田―「朝日長者」〉「往けば左、戻れば左、朝日、夕日さす、つわの木の本、黄金千両、わらびなは、せんぞく」郷部落では村人の間に、こんな句が昔から言い伝えて居ります。—— 日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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