蓋石の下に金鶏がいる長仙岩
どんな伝承か
作陽誌の伝えるところによる。長仙岩は三郎治という農家の前の田畑の境の岸にあり、高さは六尺余り、周りは二丈ばかりで、上に蓋石が載っている。その中に金鶏がいるという。明和年間、この石の中を見ようとして刎木を仕掛け、蓋を取ろうとしたところ、大いに鳴動して地震が起こり、事を果たせなかったと伝える。長仙岩という名の由来は分からないと記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。