土中に続く石の柱の伝え
どんな伝承か
『因幡誌』が記す御熊の神社の伝え。土地では柱大明神と呼び伝えている。この神が石の橋を造り、隠岐の国へ架け渡そうとして一夜のうちに造り立てようとしたが、にわかに夜が明けて事が成らず、そのまま捨て置かれた跡だという。およそこの山の尾続きから、隠岐国へ橋を架けようとした杖衝坂の鼻までおよそ五十町のあいだは、土の中がみなこの石の柱なのだと言い伝えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。