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鬮と白羽の矢で遷した八幡

所在地島根県安来市広瀬町富田(富田八幡宮)
年代伝承(口承)
登場悪七兵衛景清、月山に築城した武将
出典日本伝説大系 第11巻

どんな伝承か

『雲陽誌』が古老の伝えとして記す。往昔、悪七兵衛景清が初めて築いた城がこの古城山である。その場所に八幡の社があったので、景清は神に祈り、ここに城郭を築きたいが神垣を移してくださるかと鬮を取ったところ、遷ろうという答えが出た。大いに喜んだ景清は、闇夜の虚空へ白羽の矢を射て、その矢の落ちた所に社を建立すると誓い、矢を放った。そして矢の落ちた場所に宮を建てたという。それが今の富田八幡であり、その白羽の矢は今も伝わって神宝の第一とされている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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