二つの太陽
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どんな伝承か
昔、ある夏に二つの太陽が出て、村人は旱天に非常に困り果てた。その時、森に住んでいた行者を頼んで二十一日間祈祷してもらったが験がない。行者はついに矢で一つの太陽を射たところ、黒雲とともに三本足の白鳥が小高い岡に墜ちてきた。その時に天が逆さになったように思われたので、その岡を天倒山(天道山)といい、鳥の血が流れて川になったので、しるたれ、その川が他の川と方向が逆であるので、さかさ川ということになった。このしるたれのさかさ川は常に白濁していて、母乳不足の者が橋の上に豆腐をあげて祈るとその験があったといい、また鳥の魔物を射たので射魔(入間)という地名ができたのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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狭山市の伝承
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