大渡長者
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どんな伝承か
長崎県平戸市に伝わる大渡長者の話。瑞雲寺の東方、神応寺跡に二基の五輪塔があり、大渡長者夫妻の墓と称される。大渡長者ははじめ微々たる塩商人にすぎなかったが、中野村の道すがら石の上に塩を供え、安満岳に向かって九十九島の数ほどの大船を持つ身分にしてくれと祈願した。努力を重ね、わずか三十年ほどで大豪富となり、数十艘の大船を持つに至った。世継ぎの男子がなく、一女を松浦家に納めて隠退し、瑞雲寺の開基となった。中野街道には塩上石が残る。
原典より
瑞雲寺の東方神応寺跡に二基の五輪塔あり大渡長者夫妻の墓と称す、往昔大渡長者此地に住み、地頭として威勢隆々平戸全島を圧す。—— 日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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平戸市の伝承
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