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鹿島から遷った神石二体

所在地福島県郡山市西田町丹伊田宮作(鹿島大神宮)
年代天応元年(光仁天皇期)
登場光仁天皇、田村顕成、秋田俊季、田村頼顕、渡辺好迩、三春城主、採録者
出典郡山の伝説

どんな伝承か

西田町丹伊田の宮作に鹿島大神宮がある。境内には国指定天然記念物のペグマタイト岩脈があり、有名である。この大神宮は光仁天皇の天応元年九月十五日、常陸国の鹿島神宮より当地の鹿峯山へ遷座したと伝わる。このときの神霊は神石が二体であったという。その後、天文年中に陸奥三春城主田村頼顕の三男顕成が丹伊田の領主として住み、この神宮を尊んで隆昌をはかった。正保二年には三春城主秋田俊季が祈願して大祭を行い、以後、秋田氏が代々崇敬したという。元和元年の火災で神宝や古書をことごとく焼失したが、天和三年の再建落成のとき、三春城主秋田謐季が鏡と剣を奉納したと伝えられる。

原典より

西田町丹伊田の宮作に、鹿島大神宮がある。—— 郡山の伝説(郡山市教育委員会(編)・大島建彦(監修)・ふるさとの文化財調査事業・1986年(昭和61年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

郡山の伝説(郡山市教育委員会(編)・大島建彦(監修)・ふるさとの文化財調査事業・1986年(昭和61年))

『郡山の伝説』は、郡山市教育委員会が大島建彦の監修を受けて昭和六十一年に編んだ伝説集である。昭和五十九年度の「ふるさとの文化財調査事業」で調査員が市内全域から採集した伝説を中心に、郷土誌などで補った話を収め、采女伝説や坂上田村麻呂・源義家・弘法大師にまつわる話が多い。『日本伝説名彙』にならって木・石岩・水・塚・坂峠山・祠堂・家村・祭礼行事の部に分け、各話に伝承地と報告者名を添え、巻頭に監修者の解説を置く。

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