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夜ごと走る馬乗りの神像

所在地福島県郡山市湖南町三代(羽黒神社)
年代伝承
登場作内、鈴木幸雄、採録者
出典郡山の伝説

どんな伝承か

湖南町三代の部落から北へ約七百メートルの山麓に羽黒神社が祀られているが、鎮座の年代は分からないという。祭神は若宇賀女命である。昔、作内という者が沼のほとりで草を刈っていると、束帯に弓矢を持ち、高さ十二センチメートルほどの馬に乗った神像を見つけた。拾い上げて家に持ち帰り神棚に上げておいたところ、夜になると馬が走りまわって眠れないので、また拾った谷地へ持って行って置いて来た。数日後、大雨の降るとき、作内が家の前の砂を上げていると、前に拾った神像がまた出て来たという。家に置いては罰があたると思い、早速、羽黒神社へ納めて祈禱してもらった。その神像は野見宿禰だとも伝えられている。

原典より

湖南町三代部落の北・約七百メートルの山麓に、羽黒神社が祀られているが、鎮座の年代はわからないという。—— 郡山の伝説(ふるさとの文化財調査事業・昭和六十一年(1986)刊/監修 大島建彦) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

郡山の伝説(ふるさとの文化財調査事業・昭和六十一年(1986)刊/監修 大島建彦)

福島県郡山市(旧安積郡・田村郡域、湖南・熱海・三穂田・逢瀬・西田・中田ほか各町)に伝わる伝説を、木/石・岩/水/塚/坂・峠・山/祠堂/家・村/祭礼・行事の八部門に分類して集成する。坂上田村麻呂や阿古陀媛・采女伝説・萩姫、源義家ら前九年の役の人物伝承、淵や池の主・龍神・河童、弘法大師の清水、稲荷・観音・地蔵の霊験、長者伝説や埋蔵金、隠れキリシタンなど、郡山の地に根ざした怪異・霊験・由来譚を伝承地つきで網羅する。

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神像野見宿禰

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