将門塚の発掘と祟り事件
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どんな伝承か
関東大震災で破損した将門塚を発掘すると長方形の石室が現れた。石室を壊し蓮池を埋めて仮庁舎を建てると大蔵省で病人・死者が続出し二年で十四人が死亡、足の負傷者も多く将門塚を壊した祟りと噂された。昭和二年に盛大な将門鎮魂祭を行い不安を鎮めた、御霊への畏怖を示す事件を論じる。
出典の文献について
将門伝説——民衆の心に生きる英雄(梶原正昭・矢代和夫・(平将門伝説の研究書))
梶原正昭・矢代和夫『将門伝説——民衆の心に生きる英雄』を、論考の節単位で全67事例として収録した研究書(地域伝説集ではない)。平安中期の平将門(承平天慶の乱)をめぐる伝説を、英雄の死と伝説の誕生(冥界・調伏・怨霊・首の怪異・七人の影武者・妙見信仰・石化)、落人たちの運命(将軍太郎良門・如蔵尼の堕地獄と救済・滝夜叉姫・桔梗塚の寵妃・後裔と将門遺跡)、将門伝説の展開(馬の文化・関東一円の分布圏・文芸化・首塚の祟りと再評価)として論じる。
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