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源十郎石祠

所在地栃木県佐野市閑馬栗木内(源十郎石祠)
年代享保七年(一七二二)
登場村の有力者源十郎、尾花武、原話提供者
出典田沼町史 第1巻

どんな伝承か

栃木県佐野市閑馬に伝わる。ある時、将軍が大勢の家来を連れて閑馬近くまで鷹狩りに来たが、大切にしていた鷹が一羽行方知れずになった。瀕死の傷を負った鷹はかすみ網にかかっているところを村の有力者源十郎に見つけられ、源十郎は家へ連れ帰って介抱したが、二日後に死んでしまった。三日後、代官所の役人が来て厳しく取り調べ、口をつぐむ百姓たちに殴る蹴るの暴行を加えた。見かねた源十郎が進み出て一部始終を述べると、役人は貴様が殺したと決めつけ、見せしめとして一家全員を死罪とした。源十郎は釜ゆでの刑となり、家族は裏山で殺された。村人はひそかに乳飲み子を隠して家を再興させ、後に石像を建てて菩提を弔ったという。

原典より

ある時、将軍が大勢の家来を連れて、閑馬近くまで鷹狩りに来た。—— 田沼町史 第1巻(田沼町) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

田沼町史 第1巻(田沼町)

『田沼町史 第1巻』は、田沼町が編んだ町史の一巻のうち、伝説の節の大半とことわざの節の冒頭を収めたものである。蛙鳴かずの池や京路戸山の大蛇などの怪異の話、唐沢山城の佐野氏や藤原秀郷、足利忠綱にまつわる話、義民の山神や源十郎石祠、根本山神社などの寺社縁起を、町内の各地に即して記す。伝説は英雄偉人・義民・地名・落人・寺社縁起などの項に分け、ことわざの節は五十音順に並べるが、いの項の途中で切れている。

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石祠鷹狩り死罪供養釜ゆで

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