木屋瀬須賀神社の祇園祭と舁き山
どんな伝承か
北九州市八幡西区木屋瀬の須賀神社では、七月十一日から三日間(現在はこれに近い土曜・日曜)にわたって祇園祭が開かれる。山笠は明治初期までは岩山作りの舁き山で、高さが三丈もあったが、のちに屋台作りとなり、電線が架設された影響もあって一丈三尺ほどのものになった。明治中期、町が繁栄していたころには数台も出たという。引き手の扮装は町ごとに決まっており、本町は赤、新町は青の法被を着る。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。