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黒崎須賀神社の祇園祭と神輿練り

所在地福岡県北九州市八幡西区岡田町(須賀神社)
年代昭和四十六年ごろ
登場青年駕輿丁
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

八幡西区黒崎の岡田神社の境内社である須賀神社では七月二十一日から三日間の祇園祭が、同じ境内の菅原神社(湊天満宮)では九月二十四・二十五日に放生会祭(俗にほうじょい)が営まれる。どちらも初日に御神幸があり、氏子区域の十二か所のお旅所を巡る。順路は年々広がって小野田セメント工場前の広場まで御下りし、遷座祭ののち御上りとなる。六時間かかった巡幸も昭和四十六年からは神輿とお供を自動車に乗せる形になり、行列の趣は薄れた。見せ場の神輿練りは青年駕輿丁が筆頭の指令で行うもので、若い女性の列に突っ込む座興もあれば、信心の薄い家や青年に冷淡な家の門前で練りを繰り返し、詫びを言わせることもあった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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