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藍島の観音講と大数珠くり

所在地福岡県北九州市
年代伝承
登場—
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

小倉北区藍島には観音講と呼ばれる祭りがあり、島田宅に集まって数珠くりをした。数珠は直径が一間ほどもある大きなもので、その周りに一〇人から一五人の信者が座り、「南無大師遍照金剛」と唱えながら次々に回していく。若松区小竹でも藩政時代から各種の講が営まれ、今は念仏講・観音講・大師講・庚申座が残る。小竹の観音講は毎月十七日の夕方、米二合と少しの雑費を持って当番の家に集まり、当番は順番に回って料理などを整える。皆がそろうと床の間の観音の掛け軸の前でお経と御詠歌をあげ、そのあと酒宴になる。これらの講や座に僧侶や神職を招くことはない。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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